今日はジュネーブのオークションから興味深いLOTをいくつかご紹介しましょう。
まずC社のハイライトだと思われるRef.2523 ダブルクラウンワールドタイムクロワゾネです。

かつてTHE ART OF PATEK PHILIPPEの表紙を飾ったのも同じモデルでした。
クロワゾネは有線七宝と訳されますが、非常に美しい工芸品と言っていいと思います。
驚愕のエスティメートは160万CHFから260万CHFとなっています。
またRef.2526の後継モデルであるRef.3428のホワイトゴールドが出品されていました。
このLOTは過去にも出品されたことがある有名なもので、Box、ブレスレット、当時の保証書、ケースのオープナーまでセットになっています。
もちろん時計自体のコンディションも良好の様でした。

ダイアルが希少な陶板となっていて、そのことからもエスティメートは15万CHFから25万CHFと3針のシンプルウォッチとしては桁外れですね。
Vintageではないですが、Ref.3971Eのホワイトゴールドも見ることができました。
やはりArchivesには"3971E"と明記されていました。

初期型の3970(3971)のWGはかなり珍しいモデルですので思わず腕に置いてみました。

そのほか個人的に好きなモデルはRef.565のセンターセコンドブレゲダイアルです。

ダイアルコンディションには議論の余地はありますが・・・
何より、Cal.12SC、Steel Case、ブレゲダイアル、ブレスレット付きとまさにVintage Sports PATEKの全部入りという感じです。
先日夕食の時にご一緒したA社のスペシャリストJ氏は同じ時計のスモールセコンドモデルを着用していたので、「いい時計だね!」と言うと「そうでしょ!でもセンターセコンドだったら最高なんだよね!」と返してきたので、まさに「その通り!」と同意したところでした。