Ref.5078
2本の“カセドラル・ゴング”を搭載し、リストウォッチとしては飛び抜けた音響水準を持つ。
それでも同社の最高責任者フィリップ・スターン氏の耳にかなう個体は少ないという。
サファイヤクリスタル・バックと通常のケースバックが共に付属し、直径38mmと使いやすいサイズ。
ダイヤルはエナメル製で抜群の質感。ブラックダイヤルモデルも存在するが残念ながらこちらのダイアルはラック製となっている。
エナメル製の特徴としてスモールセコンドは別部品で構成されている。
ムーブメントはCal. R 27 PSを搭載。
かつてジュネーブの本店サロンで同じムーブメントを搭載するRef.5079を手に取りリピーターを動作させてみたことがあるが、素晴らしいチャイムだったことを思い出す。
by pp5396 | 2009-07-08 18:18 | PATEK PHILIPPE | Trackback | Comments(3)
5078Pはケース、文字盤のどの点をとっても文句の出ない美しさですね。
ところで5078のゴングはカセドラルなのでしょうか。カセドラルと紹介しているページもありますが、例えば5074と比べると残響はとても自然で心地良く感じました。
5079は確かにカセドラルでしたが、、、?
もしかしてAy&Ty Styleのtyさんでしょうか?
いつもブログ拝見しております。
さて、あくまで私見ですが書かせていただきます。
カタログによれば5078はカセドラルと判断するしかないと思います。カセドラルとは従来よりゴング長を2倍近くに延長し残響音を大きくした物だと理解しています。その延長はムーブメント外周の1.75倍に達すると記載されています。
ところで、5074ですがむしろ5079とケース形状が近いように思います。
ご存知のようにミニッツリピーターはケース形状及び材質がそのチャイム音に多大な影響を与えるようですから、ムーブメントの差ではなくケースの差ではないでしょうか?
5078のシンプルで丸味を帯びたケース形状及び肉厚(想像ですが)が自然な残響を演出するのだと想像しています。
tyさんが5078を高く評価されていることはブログを読ませていただいて知っていました。
私にとっても5078は「あがり」の時計ですので同じ価値観の方にコメントを頂くとうれしいものです。ちなみに3939Hも大好きです。
以前三井倶楽部でプラチナ製の3939Hを見たときはふるえたことを思い出します。未熟者ですが今後ともよろしくお願いします。
詳細なお返事ありがとうございます。
確かにケースによって音は大きく違ってきますよね。しかしながらカセドラルゴングの音は非常に特徴的だったような気がしてまして。普段からもっと注意して音を聴かないといけないと反省しました笑。
5078黒は、ラッカー文字盤と白針の質感が気になるところですね。
こちらこそ、今後とも拝見させて頂きます。どうぞよろしくお願い致します。