OFFICER BUCKLE.
Ref.5015や150周年記念で製造されたRef.3960などに付属しているタイプで生産個数はそれほどではないものの、ビス式となっている造形が華やかでアメリカなどで人気があるバックルです。
こちらはプラチナ製のオフィサーバックルで、コモンホールマークやナショナルホールマークが入れられています。
恐らく1980年代後半から製造されていると思われますが、非常に微細なビスを使用しインナーパイプ構造のピン、一見フラットながら繊細な形状を持つ本体と相まって重厚なモデルにマッチするバックルとなっています。
こちらも同じオフィサーバックルですが、ローズゴールド製になるとずいぶんと柔らかい印象になります。
構造が複雑なため、高価になりがちなオフィサーバックルですが好みによりVINTAGE PATEK PHILIPPEに合わせることがあっていいのではないかと思います。
by pp5396 | 2011-01-30 03:33 | VINTAGE PATEK PHILIP | Trackback | Comments(6)
ウチのも見てみます。
バックル周りのビスって小さすぎて怖いですよね。
ビスの取り付け時に落として失くしちゃわないかとか、
強く締めすぎてネジ山を潰しちゃわないかとか。
現行ですと折りたたみバックルの取り付け部の根元に小さいネジがありますが、私、あれが結構怖いです。
私も外した経験がありますが、ビスを外すことでストラップに通っているシャフトが抜けるような構造だったと記憶しています。
ビスの大きさに適合した精密ドライバーを使えば問題はないのですが、ご心配であればPPJやお付き合いのあるADでお願いした方が安心ですね。
本当に小さなビスですので外してからなくすリスクもあります。
一般的には推奨できませんが、ストラップの色を変えたりして楽しむときはADに行くのが面倒で自分でやっておりました。
はじめまして。
オフィサータイプバックルのオリジナルタイプでしょうか。
このバックルのモデルとなったであろう1920年代頃のバックルが確認されていますが、デザインのモチーフになっただろうと想像しているに過ぎません。
1900年~1930年位に製造された、いわゆるオリジナルのOFFICER WATCHに付属していたかどうかは不明です。
機会がありましたら調べてみたいと思います。