Ref.3970Gの謎

今日は、非常に珍しい初期型の(リーフハンドの)Ref.3970のホワイトゴールドモデルをご紹介しましょう。
後期型ではそれほど珍しくない3970Gですが、2nd seriesの3970Gはレアなモデルです。

と書いておきながらなんですが、最近いくつかのディーラーSTOCKやオークションカタログにこのモデルが見られます。
しかし、殆どマーケットに出てこないモデルには違いないので興味は尽きません。

今月開催されるCHRISTIE'SのGENEVA AUCTIONSでは、Ref.3971Gという珍しいリファレンスが出品されています。
c0128818_383466.jpg


しかし、ここで気になることがあります。
これまでの解釈ではRef.3971はシースルーバックケースのみが付属したモデルのはずです。

しかしこのLOTにはどう見てもソリッドバックも付属している様です。
とすると、3970Eと3971Eの違いは何なのでしょうか?
因みにこのLOTのギャランティには3971Gと記載されており"E”の記載は無いようです。
おそらくArchivesを取ってみれば3971Eと記載されているだろうと推測していますが・・・

また最近目にすることができた別の3970G(正確なリファレンスは不明、理由は後述します)では不思議な現象を見ることができました。
c0128818_3161690.jpg

この様に、明らかにスクリューバックのケースかつシースルーバックケースを持つ個体となっていますが・・・

そのケースバックの内側を拡大すると・・
c0128818_318407.jpg

ちょっと番号をマスクしている関係で見にくいですが、ケース番号が明らかに手彫りで刻まれていました。
そして不思議な事に、リファレンスが刻印されていません。

これは何を意味しているのでしょうか・・・

たとえば、元々ソリッドバックだった個体に、メーカーがオーダーの様な形でリクエストに応えシースルー化して、プロトタイプ的な要素があったためにケース番号の刻印は手作業で刻んだ。
などの事象が想像できます。

しかし、不確定な要素も多く、仮説を組み立てるにしてももう少し研究が必要かもしれません。

  by pp5396 | 2012-05-07 07:04 | VINTAGE PATEK PHILIP | Trackback | Comments(0)

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