A Wenger "Minathor" Technical conference edition.

今日は珍しく、スイス製のアーミーナイフをご紹介します。
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かつてスイスアーミーナイフと言えば「ヴィクトリノックス」と「ウエンガー」の2つのメーカーがありました。
ヴィクトリノックス社は19世紀の終わりに、ウエンガー社も20世紀初頭に創業しています。
2005年にウエンガー社はヴィクトリノックス社に買収され、2013年までは2つのブランドが同一資本の中で製造されていました。
2013年にはヴィクトリノックスブランドにアーミーナイフ事業が集約され、ウエンガーブランドの製造は終了したようです。

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こちらはそのウエンガー社製の「ミナトー」モデル、しかもごく少数存在するPATEK PHILIPPPE Technical conferenceで配布された非売品です。
ちなみにMinathor(ミナトー)とはミニ・アトリエ・ドゥオルロジェの頭文字をとった造語です。
小さな時計工房というような意味ですね。
すでに一般的なウエンガー社のモデルも市場から見つけることは簡単ではないようです。
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精密ドライバーを中心に、ヤスリやオイラーなどもアタッチメント式で用意されています。
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メインブレードの片面にはPATEK PHILIPPEの銘が入っています。
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もう一方の面にはTechnical conference XXXXと入っています。
XXXXの部分は開催年度が西暦で入れられていますが、セキュリティのため伏せています。
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開発製造には時計工具メーカーのベルジョンが協力しているようです。
各工具の精度は高く、実用性はともかくプロ用の水準となっています。
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スナップバック用のガワアケも含まれています。
ご自身で時計の裏蓋を明けることのできる方には最適かもしれません。
未使用品ですが、開封はされていますので細かな擦り傷はご容赦ください。
いずれGoodsにアップしますが、ご興味のある方はお早めにこちらからお問い合わせくださいませ。
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ちなみにこちらは私が中学生の頃に購入し、いまでも愛用しているヴィクトリノックス社のスイスチャンピオンモデルです(^^)
HOLDになりました。

  by pp5396 | 2016-07-13 12:10 | PATEK PHILIPPE | Trackback | Comments(0)

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