Ref.3939H

PATEK社がリリースする、手巻きミニッツリピータートゥールビヨンクロノメーター。

c0128818_0101758.jpg


c0128818_0111236.jpg


カタログに記載された情報によればカセドラルゴングではないようだ。

もちろん価格はPrice on request。

デビューした数年前は3,000万円アンダーだったと思うが、現在では5,000万円近辺だろうか・・・

c0128818_0112635.jpg


ホワイトエナメルダイアルにブレゲハンド、アップライドブレゲインデックスと古典的な魅力満載のこの時計の直径はわずか33.3mmにすぎない。

大型化が進んだ現在のリストウォッチにおいてあまりに小型だがその存在感は図抜けている。

ジュネーブの本店サロンでもこのモデルは受注生産なので置いていないと断られたが、数年前のADイベントではプラチナ製の実物を見ることが出来た。しかもイベント中にSoldになったというから驚いたものだ。

ムーブメントはcal.R TO 27 PSを搭載。

c0128818_005979.jpg


手巻き式の非常に優れた設計のムーブメントである。
トゥールビヨンを搭載しながらスイス公式クロノメーター試験(C.O.S.C.)証明書を取得しているのは驚嘆に値する。

トゥールビヨンはメーカーの技術力を誇示するために搭載されることが多いが、最近ではトゥールビヨンユニットを販売する専業メーカーも出てきており、珍しいものではなくなった。
また、カルーセルとの区別も曖昧なことが多い。

しかも本来トゥールビヨンは懐中時計のように姿勢がほぼ固定されている時計の精度向上のために考えられたものであり、リストウォッチには精度向上の方法として疑問があるといわざるを得ない。

にも関わらず、PATEKはRef.3939H、Ref.5016、Ref.5002スカイムーントゥールビヨンなど、メーカーの威信をかけてハイエンドモデルにこの2つのトピックを両立させている。

ちなみに上記3モデルの中でRef.5002スカイムーントゥールビヨンだけはカセドラルゴング搭載となっている。
これはcal.R TO 27 PSの直径が28mmなのに対して、スカイムーンが搭載するcal.R TO 27 QR SID LU CLの直径が38mmありゴングのスペースが確保できたためで、トップモデルとして矜持だろう。

c0128818_065425.jpg


2つのポリッシュされたゴングが知らせる刻はオーナーに何をもたらすのだろうか・・・

  by pp5396 | 2009-07-10 00:12 | PATEK PHILIPPE | Trackback | Comments(0)

トラックバックURL : https://luxurydays.exblog.jp/tb/11913987
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。

<< Bentley Heritag... Ref.5078 >>

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE