AMERICAN BUCKLE.

VINTAGE PATEK PHILIPPEの重要な付属品として、いわゆる"尾錠"があるが、このパーツにも様々な形状があることで知られている。

こちらは1950年代にアンリ・スターンが導入したといわれる、オリジナルの(初期の)アメリカンバックル。
やはり流通過程では13mmや13.5mmと表記されることが多い。
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つく棒に"18K"の刻印はなく、本体側のみに入れられている点はユニーク。

推測だが、これらはアメリカ向けに製造されたバックルで、いわゆる仕向け地による仕様だったのではないだろうか?

それゆえ"American Buckle"という名称がついたのだと思うが本当のところはどうだったのだろうか・・

1980年代後半から1990年代になると、一般的なストラップサイズである14mmに対応した現行型のアメリカンBuckleが登場することになる。

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本体の刻印が増え、PPCoの他、750やホールマークも入れられている。
シェイプはややがっしりとして、サイズが大型にリニューアルされている。
つく棒デザインもセンターにエッジが入り、立体的な造形へと変化している。

並べた画像で比較するとわかりやすい。

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左はローズゴールド製、中はプラチナ製の共に現行型、右がイエローゴールド製の初期型バックル。
初期型はやや細身で、本体に"PATEK PHILIPPE"と"18K"の刻印がありホールマークは入れられていない。つく棒には"18K"とだけ入っている。

時計が大型化するに伴って、デザインがリニューアルされた可能性もあるが初期型はどこかエレガントな雰囲気を纏っている。

VINTAGE WATCHにどちらが好ましいかは時計のデザインにもよるが、最終的にはオーナーの好みで選択すればいいのではないだろうか。

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現行型には画像右端のようなレディース用も存在している。

  by pp5396 | 2011-01-27 22:56 | VINTAGE PATEK PHILIP | Trackback | Comments(2)

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Commented by corbusier-1887 at 2011-01-29 10:12
ヴィンテージの時計には時代に合ったバックルがシックリきますよね。やっぱり華奢な感じが良いです。

と言いながらも個人的には使う前提の自分としては、装着時の落下予防対策として折りたたみにバックルにしております。
(笑)
Commented by pp5396 at 2011-01-29 10:30
私もコレクション中心であれば平置き出来る点からも通常のバックルがいいと思いますが、大型のグラコンで日常使いであれば、間違いなく折りたたみバックルを選択すると思います。
万が一の落下のリスクは避けたいですし、交換も比較的簡単ですので・・・
ただし厳密にはストラップの長さが変わりますのでバックル部分ではなく本体側を交換することになりますね。

バックルネタは公式サイトのBLOGであと1、2回ほど記事にする予定ですのでお時間があればご覧いただけるとうれしいです。

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