Ref.5015RG "Age of the moon"
5015は1994年からおおむね1999年までに大多数が製造されました。最終的には2002年までわずかな数量の製造が続いていたようです。
ローズゴールドの製造個数はおおよそ500個程度で、1年当たり平均60本あまりの製造数に過ぎません。
当時としても非常に希少なコンプリケーテッドウォッチでした。
ダイアルはアラビックインデックスが放射状に配され、スティール製のスペードハンドと相まって非常にエレガントな組合せとなっています。
ケース素材はローズゴールドの他、イエローゴールド、ホワイトゴールド、プラチナが製造されています。
月齢表示に特徴が有り、新月と満月に加えて目盛りを備えています。
ケースデザインは大粒のホブネイル(hobnails)をベゼルに配した精巧なオフィサーケースに、ヒンジ式ダストカバーを備え、カバーを開閉する感触や音まで調整されています。
ダストカバーの内側はサファイアグラスとなっており、特徴的なマイクロローターを備えるcal.240を鑑賞できます。
ローズゴールドの色味は柔らかなピンクで、カジュアルにもフォーマルにも使いやすいモデルです。
by pp5396 | 2016-07-15 06:13 | PATEK PHILIPPE | Trackback | Comments(0)