A story of purchasing the DB5 from Newport Pagnell Vol.8

今日はDB5の内装のレストア工程について少しご紹介します。
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ドライバーズシートのレストア前の状況
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ドライバーズシートのレストア後の状況

これらの画像を見比べると、オリジナルに忠実にレストアが行われていることが分かります。
ナチュラルなレザーの光沢具合や、シートの張りの再現は経験のいる作業かと思われます。
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ファクトリーで縫製されているシートのレーザパーツ

ファクトリーで聞いた担当者からの話では、こうしたシートの襞の数も忠実に再現しており、内部の充填物の材料にも気を配っているとのことでした。
安価で扱いやすいウレタン系などを安易に用いると、当初は良い状態でも経年劣化によって粉体化してしまい、つぶれたままの状態になってしまうとのことです。
アストンでは極力天然素材などを用い、長い間には経年劣化はあるにしても非常に緩やかで自然な形で変化する素材を採用しているとのことでした。
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リアシートもパンッと張りがあり、しかし触れてみると決して固すぎない絶妙なシートの張り具合となっています。
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シート部分のレストア前の画像

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シートのレストア後の画像


リートはフレームごと外され、分解・清掃、パーツ交換の上でレザーが張り替えられています。
この年代はシートバックのロックがついておらず、リクライニングの調整はダイアルで無段階に行えますが、手で押すだけで、シートバックは前に倒れる仕様です。

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ナビシート側のレストア後の画像


やはり美しい仕上がりにうっとりします。この時代の車としてはシートは大ぶりで、ボディサイズからいってもGTとして使われる車であったということでしょう。
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ステアリングも当然レストアされており、その感触はほぼ新車のコンディションです。
こういった細目のステアリングにはドライビンググローブが似合います。
また実際にグローブをした方が運転もしやすいです。
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室内のマット類はすべて新品で製作し直しています。
ドライバビリティに大きく影響するペダルのゴム類も新品に交換されています。

さて、このDB5の記事も佳境に入ってきました。
あとはエンジン関係と、デリバリーの様子をお伝えするため残り2回程で一旦区切りを付けたいと考えています。
時計屋のブログですが、ヴィンテージ・アストン・マーティンの物語、今しばらくお付き合い頂ければ幸いです。

Vol.7の記事はこちら
Vol.9の記事はこちら

  by pp5396 | 2018-05-30 11:55 | Aston Martin | Trackback | Comments(0)

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